寸法公差

2D図面加工品(金属部品(板金・シム))での寸法公差について記載しています。
No.規格部位基準寸法の区分規格値
(10mm以下)
規格値
(10mm超)
R曲げ(FR曲げ)
(板厚3.2mm以下)
曲げ無し部A≦6±0.1±0.3±0.3
6<A≦30±0.2±0.5±0.5
30<A≦120±0.3±0.8±0.8
120<A≦400±0.5±1.2±1.2
400<A≦1,000±0.8±2.0±2.0
1,000<A≦2,000±1.2±3.0±3.0
曲げ加工部B≦6±0.3±0.5±0.5
6<B≦30±0.5±1.0±1.0
30<B≦120±0.8±1.5±1.5
120<B≦400±1.2±2.5±2.5
400<B≦1,000±2.0±4.0±4.0
1,000<B≦2,000±3.0±6.0±6.0

注:

・JIS B 0408の金属プレス加工品普通許容差の公差等級:B級(板厚10mm以下)、C級(板厚10mm超)を採用、R曲げは板厚によらずC級となります。

・塗装をご指定された場合、生地状態での規格値となります。

寸法公差の適用可否について、下記条件をご確認ください。

例1)許容寸法公差が適用される寸法

許容寸法公差が適用される箇所は、同一平面上にある穴間、あるいは曲げによって隣接した端面・垂直面との寸法に限ります。

例2)許容寸法公差が適用されない寸法

隣接していない面にある(複数の曲げ加工部をまたぐ)穴間・穴 – 端面の寸法については許容寸法公差は適用されません。