品質・検査基準

外観の品質保証範囲

表面

・体裁面は、爪がかかる傷無きこと。

・体裁面でない面は、加工上の傷が入ることがあります。

レーザー加工時

レーザー加工時

切断面に平滑なエッジが生じます。

タレットパンチプレス加工時

加工面に滑らかなR形状がつきます。

表面処理・塗装

表面処理、塗装時の吊り治具痕が残る場合があります。

タップ穴はマスキングした上で塗装します。

加工部(抜き、曲げ)

抜き加工時に発生する0.1mmを超えるバリ・カエリは除去します。

※ 糸面取りやC面取りにはなっておりません。

外形の切断面については仕上げ方法(Rあるいは面取り)についての指示を図面に必ず記載してください。

※ SUS304-#400、SUS304-HLは、体裁面に保護シートを付けた状態にて出荷します。

注意

・加工方法により、切断面の外観は異なります (加工方法の指定はできません)。

・曲げ加工時に金型による加工跡が残ります。

注意

曲げ加工時、曲げ部の両側に板厚の15%程度の膨らみ(コブ)が発生します。

検査基準

出荷前に下記検査項目を実施しています。

・外観検査:傷、打痕、表面処理・塗装の状態/ムラ(目視確認)

・寸法検査:図面表示寸法(デジタルノギス、角度測定器、etc.)

・ねじ検査:ねじゲージ